この上司、なに言ってんの?
当記事ではこんなお悩みにお答えします。
上司、襲来
上司「そういえばあれ、どうなった?」
わたしの頭の中「あれって何だよ!今進行中の案件5つあるけどその中のどれだよ!?仮に案件Aだとしてそれの何なんだよ!見積の話か?製造部に依頼してる製品の事か?それとも取引先との接待の話か?てかどうなったって何だよ?見積の話だとしてどうなったってのは見積書作成できたかって話なのか、見積書の計算根拠の話なのか、見積書の話を部長に根回ししたかって話なのか?う~ん、上司はあまり詳細は気にしないタイプだから見積が出来たかどうかって事かな?よし、きっとそうだ!」
(この間1秒未満)
わたし「案件Aの見積書はすでに出来てます!(ドヤァ!)」
上司「そうじゃなくて、トイレの前の自販機直ったかって話」
わたしの心の中「ウォーーーーーーーーーーー!!!」
(この間0.1秒未満)
わたし「まだみたいですよ!(血の涙)」
声にならない声に
日本にはサラリーマンが5,800万人いるらしい。
そのうちたぶん5,000万人は上記の様なやり取りをしては血の涙を流しているのではないだろうか。
そんな5,000万の声にならない声に答えたい。
「大丈夫、みんな同じ気持ちだよ」
もはやパワハラ
主語の無い事はどれだけ罪な事か、上記の例を引き合いに挙げてみる
- 相手に考えさせ、負担を負わせる(例:案件Aの事か?見積の事か?)
- 相手にさんざん考えさせた結果、違った時の精神的ダメージ(例:ウォーーーーーーー!!!)
- 勘違いを誘発させトラブルの引き金になる(例:わたしは見積の事と思い「出来てます」とだけ答えた場合、上司は「自販機直ったのか」と思い込む)
- 信頼関係が崩れる(例:もう上司のことなんか知らないんだから!
- 部下のその後の効率がダダ下がる
これが毎日、日に何度も繰り広げられると部下は精神異常をきたし、仕事が嫌になり、最悪死ぬ。
てか仕事中にどうでもいい事で話しかけんな。
傾向と対策
私の様に日に8万回くらいこのやり取りを経験していると分かってくることがある。
まず注目したいのは枕言葉。「○○、あれどうなった?」の○○部分である。
「そういえば、あれどうなった?」→思い付き系なので9割方どうでもいい話。聞いた事の無い地下アイドルの交際報道くらいどうでもいい話。よってこれにパワーを割くのはコスパが悪い。返しとしては「あれって何ですか?」とあしらうか、「鈴木さんがW不倫してるかもって話ですか?」とふざける。
「なあ、あれどうなった?」→8割方仕事の話。緊急性は低いが、上司としてはウォッチしていたい案件で有る為、終わっていなくても進んでいますよ、対応してますよというニュアンスで答えるのが吉。何も出来てない場合に「何もやってません」と正直に答えてしまうと上司の気分次第で激おこプンプン丸モードに突入する。
「おい!あれどうなったんだ!?」→仕事でヤバめの話。下手を打つと上司がその上司に詰められる系の案件。これは瞬時に上司の上司が絡む案件に絞って、対応完了していれば「○○は完了しています」と結論から答える。対応未完了の場合は「現在対応中で〇時には完了予定です」と、本当の完了予定時間+20%くらいの余裕を取って答える。この返しが決まると高評価に繋がるが、モタモタしたり曖昧に答えると評価がダダ下がる。ハイリスクハイリターンのパティーン。
結論「ピンチはチャンス」
上記の傾向と対策の様に、評価に繋がる事もある為チャンスと考えて、というか自分をそう思い込ませて対応をしたい。いちいち真に受けて血の涙を流しているといつか本当に涙が出て精神崩壊を来す為、決して感情的に受け止めてはならない。どんなボールでもヒットにつなげるイチローの如く、冷静沈着にクソみたいなボールに対処するのだ。
番外編「ひろゆき論法」
ひろゆきの如く、「あれって何ですか?」「どうなったって具体的にどういうことですか?」とキョトンと冷静に聞き返すのも一手である。てか最近私はそうしている。これが一番楽だからだ。考えても分かんねーもんは分かんねーんだからシンプルに聞く。ていうか最初っから喋る側が主語と述語を明確にして話せやクソが!
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